国立国際美術館に行って参りました。

NHKでもさんざん宣伝しているゴッホ展を観に行ってきたわけですが
中に入ると人・人・人・人・人
息が詰まりそうでした。

09c29b1b.jpg
良い作品は3〜5点といったところ。
今から観に行かれる方は、平日を狙って、前売りを買って観にいかれることをお薦めします。

一番観たかった『夜のカフェテラス』
映像や紙媒体は感じれない立体感と空気感がありました。
やはり、本物は違います。

星の輝きや、灯かりの温かさが伝わってくる素晴らしい絵でした。
何層にも塗り重ねられた色のハーモニー
ひかり輝く星たちは白く盛り上がり強調され、手前のカフェのランプもこんもりと、黄色が厚塗りされていて、ランプの灯かりがこうこうと輝いていました。
絵が活き活きしてるんです。

ホントに絵を描くことが楽しくてしょうがなかったのだと思います。

浮世絵を模写した絵も来ていました。
ゴッホが参考にした日本を紹介した雑誌やら、参考にしただろう資料も展示してあって、一つのものを忠実に模写しただけでなく、色々なものからインスピレーションを受けて、合成して作り上げていました。
色も独自で想像力を広げて派手にコントラストをつけて色づけされていました。
良かったです。

国立国際美術館はそこまで広くはないので、もう少し入場制限をしてゆったり見せてくれる工夫をしてもらいたいものです。
まだ、慣れてないんでしょうな。

吹田にあったときは本当にマイナーな展示ばっかりだったし。

がんばれ!美術館!!