宮崎あおい主演作品を観てきました。

9a128cf5.gif

昭和60年代
3億円事件
生まれていない時代の話

ストーリーも良かったし。
1カット1カットがともても素敵でした。
昭和の新宿が舞台なのですが・・・・
もう衣装もセットもすごく良くて。
あおいちゃんもかわいいし。
主人公みすずは彼女じゃないと駄目だっただろうなぁと。

ものすごい無口な女の子なんですが、時折見せる笑顔がまたかわいいんですよ。
萌えですネ。
ヤバイ。
セーラー服もかわいいし。
そんなことはどうでもよかった笑顔

主人公がこんなだから映画そのものがもう写真集のようで
とても綺麗でした。

主人公に恋する青年が出てくるんですが。
観客自体もきっとみすずに恋すると思います。

切ないストーリーだけど胸が熱くなりますよ。

実話だったらもっと切ないなぁ。

主人公の兄が死んで、その兄を連れて出て行った母と病院で会うシーンがあるのですが、息子が死んで喪失している母に何も言わず去っていくところがあって、そのシーンがなんか良かったなぁ。
たぶん母は娘が来てることには気付いてなくてただうなだれてるんですけど。
主人公は何も言わず去って行く。
めっちゃ暗い場面なんだけど。
その母って後ろだけしか撮られてなくて顔が見えないように映してるんですよ。
なんかこだわりをかんじました。
まだ兄が生きてるときに母との会話のシーンもなぜか母親の顔が出ない。
鏡も対面側にあるのですがそこにも写らない・・・
なんかこのもどかしさが、いろんな意味を含んでいて主人公やその兄の抱えてるものをよりリアルにしてた様な気がします。

初恋公式HP:http://www.hatsu-koi.jp/

主題歌:元ちとせ『青いレクイエム』