若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」をたまたま観に行ってきました。

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開基足利義満600年忌記念として、近年注目を集める「奇想の画家」伊藤若冲の分蔵されていた最高傑作「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)と「釈迦三尊像」(相国寺蔵)全33幅がおよそ120年の時を超えて再会するという壮大な企画展。
開催日時も6月までということで短く、平日観れるということも自分にとっては奇跡だったので母がやってるよという一言で行って来ました。

今出川から徒歩5分ほどで相国寺には到着。
ですがそこから、美術館まではちょっとあって、入り口までぐるっとひとまわりして美術館へ。

第一展示室には若冲による水墨画の傑作も一堂に公開されています。
葡萄の緻密な墨の濃淡
芭蕉の大胆な筆のさばき
んもぅすごい。

でもこの展覧会はこれだけじゃない。
見ものはやはり第二展示室の「釈迦三尊像」・「動植綵絵」全33点
色の鮮やかさにまず圧倒されます。
真正面に釈迦三尊像そしてその周りに33点もの掛け軸がづらり。

魚・鳥・虫・鶏・花
どれも色鮮やかに細かく描写されてます。
本物より本物っぽいリアル感
赤の鮮やかさ
黒の艶
白の輝き
ほんと素晴らしい。

「動植綵絵」全33点は宮内庁の持ち物らしいので一同に観れるこの展覧会は貴重だと思います。
いやー。
これ東京でやったらすごいことになりそう。
京都だからまだ普通に観れた。
それでも混んでましたけどね・・・・。
休日はどんな状況なのやら。
ほんと金曜日に観に行っていて良かった。
大人1,500円で高いなぁと思ったけど、それ以上の感動がありました。
ため息もんの作品ばかり。
圧倒されること間違いなし!

帰りは烏丸今出川から河原町今出川まで出てそっから
丸太町近くのかもがわカフェへ
そこから寺町に移動
骨董街をふらふら寄りながら帰りました。
あいかわらずの歩き癖。
でも京都は楽しい店が点在してるので歩かないともったいない。
疲れるけど楽しい!!のっ♪

■展覧会データ
会期: 2007年5月13日(日)〜6月3日(日)
会場: 相国寺承天閣美術館
開館時間: 午前10時〜午後5時(入館は午後4時半まで)
休館日: 会期中無休
問い合わせ: 050-5542-8600(ハローダイヤル)
URL=http://jakuchu.jp/jotenkaku/