国立新美術館
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http://milkmaid.jp/
予想をはるかに上回る混雑振り。

もぅ
はじめからじっくり観よう!とは思わず。
オランダ風俗画は先週の日曜美術館で紹介されていた作品をチェックして、版画はほとんどすっ飛ばして次の部屋へ。

牛乳を注ぐ女の部屋はさらに大行列・・・
ちょっとずるをして
最前列で見てみる。

かなり照明が明るかったので
牛乳の白・壁の白・頭巾の白がかなり光っていた。

なので印象は「白っ!」

それでも
ひとつひとつの色が綺麗に光り輝いていた。
牛乳のねじれも素晴らしい。
引き込まれた。

フェルメール作品はこれが2枚目
ですが、見慣れているこの作品を見れたのはほんと貴重と言うか幸運な気がします。

そして、いつも母とは別々に鑑賞していて
だいたい私が先に観終わって合流するのですが・・・・

今回は
見失い
見つけられず
焦りました。

最後の部屋の椅子で待っていると
のこのこと現れたのでほっとしましたが。

絵を見て疲れたというより、人を見すぎて疲れました。
そんな展覧会でした。

その他のブースの印象は
第1章 17世紀の油彩画は暗い印象
第2章 18世紀の油彩画はだいぶ明るくなってくる
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こちら構図と鏡に映る顔が美男子で・・・
良い作品でした。

第3章 19世紀の油彩画はだいぶ作家の個性が見えてきます。
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人物の輪郭線が少し荒っぽいタッチが絵の魅力をぐぐっとあげています。
色も落ち着いていて素敵な作品でした。
誰を待っているのでしょうかねぇ。

第4章 版画・・・あまり観てません
第5章 工芸品はそこまで凄いものでもなかったですけど。
硝子工芸はシンプルでした。
工芸はやはりスイス・オーストリア・ドイツでしょうか。

そんなかんじで
メインはもうフェルメールの「牛乳を注ぐ女」の展覧会ですが
ちょっとした素敵な作品もありまして、良かったかなと。

当時の楽器や「牛乳を注ぐ女」の舞台となった台所が再現されていて、床の模様や、雰囲気が少し垣間見れて、もう少しゆっくり見たかったです。
ちょっと回りに迷惑をかけてもと思い
あまり一つ一つの楽器をチェックできませんでした・・・
そんな展示の工夫もあって楽しめましたよ。

ほんと祝日の午前中だったので混みこみでしたので
休日ははずすか、閉館間近な時間を狙った方がいいのかも知れませんね。

サントリー美術館も列を成していたので・・・
ほんとどこから人が集まってくるのやらとほんと思います。

大阪や京都じゃちょっとありえないです。