展覧会ではないけれど・・・
ちょっと未来的なイベントを見てきました。

携帯で撮影された映像作品のコンペ
携帯で直接鑑賞する作品
スクリーンで大きく投影されて観る作品
これらを横浜の会場で展示&上映していたわけなんだけど。

思ったより来場者が多いことにびっくり。
そして作品のインパクトもなかなかで面白かったですよ。
まぁー退屈で意味不明な作品もあったけれども
カッコいいもの、どうやって撮影したのか謎な作品など
個性がそれぞれあって面白かったです!
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「携帯」「モバイル」をどう映画と結びつけるのか・・・
ということが最大の問題でもあり、楽しさでもあるのだけれど
作品を見ている中でQRコードを使ったりとか
いかにも観ている側が自らメールのやり取りをしている錯覚におちいらせられる作品。
画面を360度回させて導体的な視覚を与えてみたりとか・・・
実際映画館で上映されている作品とはまったく別物のコンテンツがそこにはありました。

もちろんWEBで展開されている動画の面白さや手軽さも広まりつつある昨今
携帯のYOU・TUBE時代もすぐやってきそうな気がしました。

ただ気になったことは
モバイル・ディスプレイ部門の展示方法
1台の携帯に1作品しか展示されてないので
より多くの人が鑑賞できないという点。
これは作品を一度サーバにUPしてQRコードなどでアドレスに接続してもらって
それぞれいつも見ている携帯で鑑賞してもらう方法をとって欲しかった。
結構人が群がってたのでまったく観れなかったんですよね。

んでグランプリ他受賞作品のほとんどがモバイル・ディスプレイ部門の作品だったので
あー
それ見てない・・・
みたいな。

そんな思いもして
次回はまた展示の方法などいろいろ工夫があって欲しいなと
モバイルだけに限定するとかなり狭い気がするので
WEBの方とリンクしてもっと広まれば良いなと。

携帯のムービー
これ使いこなせれば結構イケますね。
ちょっと脅威です。
手振れも味だったり・・・。
え!?ってかんじ。
ほんといろんなアイデアと作品があってびっくりです。

実際ブログ用に携帯のカメラ使ってるわけなので
次はムービーでも撮ってブログで紹介してみようかな?
なんて。

実は学生時代から映像作品は苦手だったりするのです。
なぜだか・・・・
ズームとか画面のふり方とかが超へたっぴなんですよねw
ははは。

そりゃ京都造形短大落ちるわって感じです。
あれれ
まぁ過去は置いておいて話を戻しますと

今回の会場についてもひとこと。
東京藝術大学横浜キャンパス新港校舎
新港埠頭の倉庫みたいなところが会場だったのですが
ものすごく綺麗でびっくり!
こんなイベントがある時にしか入れないのでちょっと優越感です。
岬のでかい鉄骨も写真撮って来ました!
携帯では撮ってませんw
悪しからず。

帰りは赤レンガでも寄りたかったのですが・・・
長時間硬い椅子に座ってなのでお尻もひりひりで・・・
それに
空腹と寒さに負けて帰宅。

でもまぁ
コンペの受賞式とシンポジウムを聞いてみて
お偉いさんの考える作品はこんななんだと変に納得したりで
自分の感性もまだまだだなぁ〜なんて思ったのでした。

"言い訳、そして愛情。"カラー/56秒/ドラマ
清水 淳子(日本)
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とか

"密室の殺意"カラー/2分42秒/サスペンス・ホラー
加藤 充彦(日本)
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とか
良かったんですけどね〜
モバイルらしさが無かったみたいですね・・・w

ん〜厳しい。

映画監督、映像作家、写真家、サウンドデザイナー、イラストレーター、メディアアーティスト、建築家、落語家・・・・・・。
様々な表現ジャンルで活躍しているクリエイターの方々が、ポケットフィルムの可能性を提案するオリジナル映像作品のプログラムも面白かったですよ。

友達の参加していた千葉大樹"タイムカプセル"はもちろん
生西康典 掛川康典の"yami"
ウィスット・ポンニミットの"手"
酒井耕"完璧な視点"
馬場淳 (Acci Baba)"記憶の壁"
とかとか・・・

ほんと
新鮮でもありちょっと疲れた1日でした。

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■ポケットフィルム・フェスティバル
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