何年かぶりの日本民藝館
はじめて行ったときはもっと何回も通いそうなかんじだったのに
意外にこれが2回目の訪問
今回は朝鮮陶磁にスポットをあてた展示になっていました。
mingeikan_pamphlet_201004
朝鮮陶器で代表とされる白磁のむっくりとした柔らかい無地の陶器はもちろん
いろいろな時期の貴重な作品があって
その中で鉄砂(てっさ)・辰砂(しんしゃ)で模様が描かれた染付の磁器に目がとまりました。
深い茶色や朱の色ひとつでなんとも伸びやかに描かれていて
自由な感覚にとても惹かれました。
白磁辰砂虎鵲文壺

他にも素晴らしい名品がいっぱい。
久しぶりに行って良かったです。

展示は6月27日まで
http://www.mingeikan.or.jp/home.html

日本民藝館でみられる名品のひとつが
朝鮮民画

これがまた楽しくて
はじめて行った時もこれらの作品にとても興味をもちました。

朝鮮の古い絵画なんですが
文字と家具・花・鳥・魚・人などを巧みに組み合わせたもので
斬新かつモダンなデザインで
色使いも美しくて
ほんと見ていて飽きない楽しさのある絵です。

今回はシンプルなものが多かったんですが
公開されていた旧柳宗悦邸にも数点あって
ほんと良かった!

どっしりとした日本家屋の建物も重厚で安心感があって
落ち着ける空間。
気持ちもすーっとほぐれてゆったりとした気分にもなれます。

帰りに旧前田侯爵邸洋館にもよりました。
ここ桜ものすごい綺麗なんですね・・・
完全に散って新芽が芽吹いてましたけど
枝ぶりが見事で
思わず「あーこんなところに。見逃した」って口に出して言いそうでした。
洋館も人気なくて良いですが
お庭ものんびりしててお勧めです。