『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子監督が手がけた最新作
全編カナダ・トロントで撮影した家族ドラマ
トイレット
母親の死をきっかけに家にやってきたナゾの祖母“ばーちゃん”
もたいさんが演じるこの不思議なキャラばーちゃんが3兄弟のこれからをひっぱっていく。

「かもめ食堂」「めがね」も不思議なお話だけれど
今回もまた沈黙が深ーい味わいと笑いをじわりじわりとかんじさせる不思議な作品になっていた。

めがねよりは面白かったかなぁ。

語らなくても通じる
説明が無くてもわかる

この2点って日本的だし
海外の人から見てきっと不思議だと思うけど
ほんと
こうまで日本の思想ってものを客観的に見せられると不思議な感覚になる。

またもたいさんのあのじっと沈黙のまま
見つめられる時間がおかしい。

猫のセンセーもかわいかった。

そして
クセのありすぎるキャラクターがまた素敵♪
意味わからないキャラだからなんかじわっとくる。

そこらへん
めがねは理解出来ない部分もあったけど
今回はなんかさらっと受け入れられた気がする。

海外で映画を学んだと
ほぼ日の糸井さんとの対談であったから
ものすごく納得というか
彼女にしか出来ない作品だと思う。

ほぼ日のコンテンツ
飯島食堂へようこそ。【荻上直子さん編】

そうそう忘れてならないのが
フードスタイリストの飯島さんのごはんでした。
結構ストーリーに味があるから食事シーンをすっかり忘れていましたよ。
はじめに出てきたのがお寿司だったし・・・w
で今回のメインは餃子!
皮から手作り。
飯島さんらしい手作り感あふれるひとこま
ほんとこれ見たら食べたくなる。
そーいえばまだ餃子あれから食べてない。
うむ食べたくなってきたーw

今度友達と会うとき餃子にしよっと!

この映画割引チケットを買いそびれたから
1,800円で見たけれど悔い無し!

映画を見てから夜行バスの流れはほんと気持ち的に気分が良かった。

▼ストーリー
プラモデルオタクのレイ(アレックス・ハウス)、
引きこもりピアニストの兄モーリー(デヴィッド・レンドル)、
エアギターで自己実現のアイデンティティーを保っている大学生の妹リサ(タチアナ・マズラニー)の三兄弟は、
人生は退屈の繰り返しに耐えることだと信じて疑わなかった。
しかし、生前母親が日本から呼んだばーちゃん(もたいまさこ)との日々を過ごす中で、三兄弟の心に少しずつ変化が起こり始める。

▼スタッフ
監督・脚本: 荻上直子
撮影: マイケル・レブロン
編集: ジェームズ・ブロックランド
美術: ダイアナ・アバタンジェロ
音楽: ブードゥー・ハイウエイ
衣装: 堀越絹衣
フードスタイリスト: 飯島奈美

▼キャスト
アレックス・ハウス
タチアナ・マズラニー
デヴィッド・レンドル
サチ・パーカー
もたいまさこ