都写美の展示を2つまわってきた

B1F
写真新世紀東京展2010
shinseiki

3F
二十世紀肖像
全ての写真は、ポートレイトである。
二十世紀肖像

そしてその記念講演会
「家族のポートレイト写真」
出演:島尾伸三(写真家・出品作家)、潮田登久子(写真家)、しまおまほ(漫画家)

こちらも拝聴してきた。
感想はまた。

・・・・・
▼写真新世紀東京展2010
去年の2009の展示しかしらないので
比べるにもなかなか視野の狭いはなしなのですが・・・
去年の方がドキドキしたなぁと感じました。

審査員もがらっと代わったので
もっとがらっと写真も変わったのではと思ったのですが・・・
新しくも古くも無くごくごく一般的な写真世界だったような気がします。

観光地の人物群を撮っている方がいて
確かに面白いけど自分にとってはまったく新しくなくて
これで通るんだと
去年はこれで通るんだなんて思った作品はなかったから
この一年でだいぶ写真というものに触れてきて
良いものを沢山観たんだといい方向にもっていくことにした。

でも
あまりアート過ぎない写真表現っていうものも大事だと思うし
ほんとそのハザマにきているのかもしれないとも思う。

▼二十世紀肖像 全ての写真は、ポートレイトである。
肖像 ポートレイト写真の180年
「侍と私」「私をみて!」ときて「20世紀肖像」
この一連の収蔵作品展の内容では一番まとまっていたように思う。

すばらしい作品も多かったし
見応えがあった。

何枚かはかぶっているのもあったけれど
それはそれでまた観れた!とお得な気もした。

ただ中盤が一番盛り上がって最後がえっ?っていう
いつものパターンになってて
少しぐだぐだ感もあったのが残念。
21世紀につながる作品をすこしばかり見せて欲しかったなぁ。

土田ヒロミ 「砂をかぞえる」
オリジナルはそこまで大きくなサイズでもないのに
ものすごく密集度があって面白かった。

木村伊兵衛「おばこ、大曲 」
ハリー・キャラハンが妻エレノアをモデルにした一連の作品
は何度観ても良いなと思った。