朝日新聞夕刊に連載され、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一の話題作を映画化した犯罪ドラマ。
監督は、『フラガール』の李相日。
cinema_akunin
九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、偶然に出会う男女が繰り広げる逃避行と愛を息苦しくなるほどリアルに描く。

人間の弱さをいろんな立場の人物にあてて描き出された巧みな映像表現だった。

斜陽にあたる演出のおかげか照らされる妻夫木くんの表情が切ない
だんだんと平凡な女性から憂いで美しくツヤっぽくなっていく深津絵里もすごい

誰が悪人か
一人一人の立場の思いが交錯する

光の演出というか
光の使い方
照らし方照らされ方が半端なくすごかった。

博多弁の強さ
佐賀弁の弱腰な感じ
言葉の響きも良かった。

これは
今年一番だねぇ。

トイレットのくすくす感も良かったけど
重さもやっぱり必要で
みーたー感がものすごくあった。

東宝の招待券をもらっていて
11月末までの期限だったから必死で観たい作品と場所を検索したら
日比谷のシャンテで
時間的にも丁度だったので最高の使い方でした。
間に合ったぜーほんとラッキー♪
サービスデーより200円もお得でした♪

12月も何か見れるとよいなぁ。