「シュルレアリスム。私にとってそれは、青春の絶頂のもっとも美しい夢を体現していた」―
―マルセル・デュシャン
surrealisme
シュルレアリスムは、偶然性、夢、幻想、神話、共同性などを鍵に、人間の無意識の世界の探求をおこない、日常的な現実を超えた新しい美と真実を発見し、生の変革を実現しようと試みるもの
シュルレアリスムの中核を担った詩人や芸術家の多くにとって終の住処となったパリ
そのパリにおいて現代美術の膨大なコレクションを持つ国立ポンピドゥセンター
絵画、彫刻、オブジェ、素描、写真、映画などの作品約170点に、書籍や雑誌などの資料を加え、豊かな広がりを持ったこの運動の全貌をつぶさに紹介する展覧会

期待していたのもあって
少し当たり前すぎる作品がとても多くて「そっか」となった。

アーティストの思想を含めて
作品を鑑賞するのはとても素晴らしいけれど
ぱっとみてイコール結びつくものでは無いのがシュールレアリズム
照らし合わせて観ようとしてしまったのか
頭の中で余計難しいものとこんがらがってしまった。

本場のポンピドゥーにはこういう作品があるんだと
そう感じることにして終わった。

あまりにも知識不足なのである。
そして
そこまで興味深いものとしてとらえていないということに気付いた。

ミロももっと良い作品をたくさん知っているし
マン・レイももっともっと興味深い作品もあるはず

ドカンと起きたこの運動はあまりにも大きく
ジャンルもありすぎてまとめて展示はかなり厳しかったのかも。

ちょっと消化不良だった。
チケットもらったのに
こんな感想でほんと申し訳ない気持ち。

ただ
マンレイの写真がいくつかあって
やっぱりうまいなーと思った。
ポートレイトの光の捉え方がプロのカメラマンでやっていただけあって秀逸。

この日は少し大きな余震もあって精神面的にあまりよくなかったかもしれない。
ちょうど映像作品のところだったし座っていたので安全だったけれど。
余震以降あんまり作品が入ってこなかった。
残念。

彫刻ほか、鳥や虫っぽい動物作品も多かったせいか
出口付近の彫刻を見た小さい女の子が
「また虫いたー!」と声をあげていた。
こういう素直な感想いいなぁと思った。

特別サイトの出来はほんと良いのでおすすめ。
http://www.sur2011.jp/index.html