江戸文化シリーズ No.27
実況中継EDO
スケッチと真景図と事件と図譜
―リアル・タイムな江戸からの視線
実況中継EDO
〈スケッチと真景図〉〈事件〉〈博物趣味〉の3章により、40件余りの作品から〈江戸期の写生〉に対する感覚にせまる!展示構成。
伊能忠敬の巨大な日本地図や、国立科学博物館が所蔵する生々しい動物の写生図など、これまで美術作品と共に公開される機会の少なかった作品を一堂に展示。
江戸期の写生の臨場感あふれる現場を伝える展示内容。


こちらもTwitter上で話題だった展覧会。
今年はTwitterに導かれるように観に行った展覧会がほとんどのような気がする。
しかも
とてもへんぴなところにある美術館で今回はじめてだったのだけれど
かなり背中を押してもらわないと行かない美術館だとかんじた。

三田線の終点からてくてくと15分弱
最初方向を間違えて逆戻り
気をとりなおしててくてく。

大きな公園をくぐって美術館に。
バス停のある入り口脇には不便でゴメンフラッグ

これだけですっかり板橋区美術館のとりこに・・・

そして展示内容もすごかった。
丁寧でわかりやすい解説
導入部分を展示室と別で設けることで
今回の展示作品の知識と展示内容の意図をインプット
小さい美術館ならではの工夫。

実際に本物を目の前にしながらポイントを教えてくれる解説もこれまた丁寧。
細かいものもたくさんあったために
スコープも貸し出し中で一周したあと
さっそく借りてもう一周してみた。

展示作品で一番感動したのが
伊能忠敬「日本沿海輿地図(小図)」

今住んでいる近所の荏原
実家のある総持寺がきちんと書かれていた。
ただ「高槻」はあって「茨木」が見当たらなかったのが残念

献上された実際の大きい地図は家事で消失とのことだったけれど
どれだけ大きく詳細だったのだろうと思いをはせた。

応挙の写生帖や池大雅 他の山岳気候など
シンプルだけれど
画家と密接な作品が多くて
にまにましながら終始作品を鑑賞できた。

博物館で鑑賞できるものと美術館で鑑賞できるもの
それぞれの特徴があると思うけれど
そんなボーダーを飛び越えて歴史の中のドラマを少し垣間見れるような展示だったように思う。
ほんと楽しかった。

チラシ・チケットの懲りようもまた恐ろしいレベル


ギリギリ間に合った展覧会だけど
次が池袋モンパルナスときき
これまた興味津々♪
e2011-06b
次は余裕をもって行って来ます!

帰り赤塚溜池公園のベンチでくつろいでいる猫を発見!
いったんは去っていってしまったのだけど
じーっと熱視線を送っていたら「にゃーっ」といいながら近寄ってきたのでなでなで

良い表情いただきました!

この公園
猫に池に群がる釣りの人などなど被写体いっぱいです★
駅を出てすぐの高速も巨大建築なので迫力満点!
次ぎ行くときは一眼レフ持って行きくこと決定です。

板橋区立美術館のWEBサイトはこちら
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/