TABLOID GALLERYトークイベント
「故きを温ねて新しきを創る〜現代美術家の時間旅行〜」
山下裕二×鈴木芳雄×高橋龍太郎
があったので
これはと思って参加した。

最初に鈴木さんがコビケンについて知るキッカケとなって
手がけた号
BRUTUS 2002年9月1日号
「日本美術? 現代アート?」
20090817_809361
この号の紹介からはじまり
会田さんの作品の解説にはいっていった。
「美しい旗」の元は何か
作者不在の中でこれだあれだとモトネタを紹介していただく。
そうすることで
ただ好きなモチーフを好き勝手に描いているわけではないという事がわかってくる。
ニューヨーク空爆
あぜ道
切腹女子高生
巨大フジ隊員vsキングギドラ
山椒魚

琳派だけではなく
藤田嗣治・加山又造・東山魁夷などなど近代の画家
はたまた
つげ義春まで・・・・

さわりから
前のめりになるような話題がどんどん出てきてかなりテンションもあがって面白かった。
山下先生やっぱり話うまい。
好きでたまらないことを語っているからかもしれないけど
いきいき話していて聞いていることらもワクワクした。
どんどん話もエスカレートして
山下先生の
大好きポイントも沢山話していただいた。

げ義春がいまのところ一番好き♪なんだそう。
意外

府中で今やっている展示はまた行こうと思う。

最期に
来場されていた杉本博司巨匠から質問が飛ぶ

「山口晃君の描いた曾根崎心中の原画と交換した僕の絵と数年後どっちが残って価値があがるかなぁ?」

なんてジョーク!?

心の中で
そ・・・それは×××ですと思った。

もう濃すぎて
すべて書ききれないほど盛りだくさんの内容でした。
行って大正解。

鈴木さんの外苑キャンパスの授業も楽しみ!

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元 雑誌BRUTUS(ブルータス)副編集長、鈴木芳雄のブログ
「コビケンは生きている」展トークイベント報告
▼前編
http://fukuhen.lammfromm.jp/?p=14944

▼後編
http://fukuhen.lammfromm.jp/?p=15031