2Bワークショップの同期の友達が
ヨコハマ オープンポートフォリオ・レビュー面談式に出ることになったので
お昼過ぎくらいから見に行ってきた。

レビュアーの方と順番

1 勝又ひろし(雑誌「アサヒカメラ」編集長)
2 高橋朗(フォト・ギャラリー・インターナショナルディレクター)
3 菅沼比呂志(ガーディアンガーデン・プランニングディレクター)
4 飯沢耕太郎(写真評論家)
5 高岡一弥(アートディレクター、大阪芸術大学教授)
6 竹内万里子(写真批評家、京都造形芸術大学准教授)
7 後藤繁雄(クリエイティブディレクター、京都造形芸術大学教授)
8 細江英公(写真家、清里フォトアートミュージアム館長)
9 天野太郎(横浜美術館主席学芸員)
10 町口覚(アートディレクター、マッチアンドカンパニー主宰)

間に合ったのは飯沢先生くらいから。
たまたま以前BankARTの鈴木ゼミで受けていた方も出てたりしたので
ちらちら他の方のレビューも見ながらおおまかに聞いて回った。

*****
写真といっても
純粋なものから実験的なもの、千本ノック的なコレクションまで様々

写真専門で見てきた方の意見と
ディレクター・編集者・デザイナー・アート目線など
レビュアーの立ち位置によってがらっと意見がかわる。

おもしろい!って思ったものが写真的にはそうでもなかったり・・・
綺麗!って思った写真がそこまで意味・意図的ななものがみえてこなかったり・・・

自分の写真だったらどうみられるんだろう?って考えながら見ると
ちょっと恐ろしかったり。
ブックひとつじゃもたないなぁとか
いろいろ余計なことを考えつつ
おっと聞かないと!とわれに返ったりその繰り返しでした。

写真は恐ろしいもので
本人を知れば知るほど面白くなっていくもので
シリーズをつくればつくるほど瞑想していったりする。
今ここにある写真をどう好きだ!と言わせるか
人柄や写真の入り込み方がどこまで深いのか試される場でもあったりして
どう写真と向かってきたのかっていうのが大事なんだなぁと。

レビュー後
レビュアーさん数名(菅沼さん・高橋さん・町口さん・竹内さん)と交流できる場が設けられたので
友達の後ろにひっついて行った!
これも友達の人柄によるもの!ラッキーすぎてびっくり!
※この日気を利かせて余分におにぎりを買っていったのが功をそうしたらしいw

レビューしてもらう時の心得とか
写真に対する「覚悟」などなど
自分がどうなればカッコよくなれるのか
どこまで他人を巻きこめられるかなどなど
面白い話をいっぱい聞きました。

また写真集『to ten』をみてもらう機会もあったりして
かわいい・面白いと言ってもらえました。

恐れ多くも町口さんにも見てもらい
どうこれをカヴァーつけたりとか本屋でどうみせいくのか悩んでるっていったら
写真家が写真集の見せ方とかディレクションとか考える前に写真撮れと
ちゃんと自分を理解してくれて全部引き受けてくれるヤツと出会えと
愛の交通事故起こせばいいんだよとがつんと言われました。

もぅ
ははーっその通りですねと。
納得いたしまして
ホットな気持ちになって帰ってきました。

なので
会う日と会う人に渡し続けることにします。

高い名刺ですよほんとに。
いやそんな自分の話はいいんだった。

とにかくこの日は
裏ヨコハマ オープンポートフォリオ・レビューも経験し
お店の雰囲気もとってもよくておもしろかったと。

ほんとに。

まだ2012年ははじまったばかり。
大きな課題がどーんとあるけれども
少しづつ自分の話と写真の話ができるようになっていければいいなぁと。
町口さんには
野村佐紀子『夜間飛行』をすすめられました。
ちゃんと自分の仕事の本をすすめるのもさすがと思うけれども
かなり的確なアドバイスなんだと思います。
BLDギャラリーで扱っているみたいなので水曜日行ったついでに聞いてみようと思います。

それと
最近町口さんが手がけた森山大道の『SunFlower』も少しみせてもらったのだけど良かったので
サイン入りこちらもBLDで買えるっぽいのでチェックしてきます。
でもこれは5,000円超えるんだよねー・・・

あ・・・
また話がそれた。

大森さんの展示もかなり観て欲しい!と太鼓判をおしていたから
水曜日の銀座はいろいろ自分を待ってる気がします!

やっぱり!首都圏は楽しいねぇ。
アツイです。
もうちょっと頑張ります。