都写真美術館を観た後じゅんぐりと行きたかった展示を巡って来ました。
出発がちょっと遅かったので回れるか不安だったのですが
都写美の展示が意外にもあっさり終わったので
最後何とか滑り込みでエベレストに着いたので目標達成+αありました★

■恵比寿
ナディッフ・ギャラリー
「行きつ戻りつ つくり つくられること」
佐野 陽一・久村 卓・山極 満博
Walk up | and down | form | being formed

MEM(エムイーエム)
北野謙 展 our face project: Asia

G/P gallery
MP1 Expanded Retina | 拡張される網膜

■広尾
Gallery E&M 西麻布
monochrome V「Self – Portrait」
http://www.takeuchi-studio.jp/gallery_em/

■六本木
Zen Foto Gallery TOKYO
山縣勉 「国士無双」”Thirteen Orphans”
http://www.zen-foto.jp/web/html/about.html

■南阿佐ヶ谷
ギャラリー街道
柳町 匡俊 YANAGIMACHI Masatoshi
「柳町匡俊写真展」

■表参道
EYE OF GYRE / GYRE 3F
石川直樹「Halluci Mountain −幻の山−」

*****
ちょこっとひとこと感想

*NADiff a/p/a/r/t
都写美の「写真の飛躍」に出展している作家二名が
ナディッフのB1F・2FのMEMで展示をしていて
「行きつ戻りつ つくり つくられること」佐野 陽一・久村 卓・山極 満博
Walk up | and down | form | being formed
これは展示はどこかで観たことあるぞというのと
佐野さんのピンホールもあったか良いかんじでいいんだけど共感もできるんだけど
新しくはないっていうかんじでやっぱり物足りなくて・・・
逆にMEM
北野謙 展 our face project: Asia
は都写美の展示のインパクトも大きい分とても良かった。
中国で行った展示の際のカタログがサイン入りだったので購入。
他のシリーズ
カメラをシャッター切らずにそのまま開放にしたままの写真も入っていて購入★
最近中国で作られた写真集が何気に良いのがなんかムッとする。
そこまで写真集買ってないんだけど印刷とかプリントとかも中国になるのかなんてちょっと思ってしまったりした。

*Gallery E&M 西麻布
monochrome V「Self – Portrait」

セルフポートレートだけって新しいなと思うけど。
自画像展があるんだからあっていいんだよなって今思ったw
個性ってすごい。

*Zen Foto Gallery TOKYO
山縣勉 「国士無双」”Thirteen Orphans”

さらっと見て帰るつもりが・・・
山縣さんやらご来客の方とあれこれ情報交換・おしゃべりに花が。。。
あれあれ。
しかも『to ten』一冊はけまして
ワタシも『国士無双』写真集購入★
写真集交換みたいで楽しかった(^ー^)

ひとつだけ聞きたかったはこの写真集の表紙になった彼女との距離感。
やぱり本人の引力に引き込まれてしまうときは一歩踏み込んでしまうとのこと。
もうちょっと客観的に撮れればとおっしゃっていた。
でもこの歩み寄りというかモデルさんとの心の距離が感じられて
それがちゃんとキャプションにも出てるのが山縣写真だなぁと思った次第。

禅フォトには面白い写真集もあって良い!
ジャバラつながりで
Manit Sriwanichpoom & Tim Porter
「涅槃 Nirvana」
これとか!
タイ仏教の僧侶のポートレートシリーズ(フィギア)
タイの通常は撮影が許可されない施設で撮影された結合体双生児
PDF
聞いてびっくり。
お金に余裕が出来たらぜひ買おう。

*ギャラリー街道
「柳町匡俊写真展」

ポートフォリオで観音開きだらか
展示も観音開き。
しかもアパートの一室っていう超日本的な空間に
観音開き

3回も使っちゃたけどこの言葉のリズムがなんとなく好き。
蝶つがいとかも。

左右と真中の写真をまったく違う場所で構成すると
ほら新しい写真のできあがりってことで
今回柳町さんの展示3回目なんだけど
どれも構図と見せ方が違っていてどれも面白いなと思った。
でも
どの写真が柳町さんなのかっていわれるとまだわかんない。
好きなのはやっぱりつつじなんだけど。
本人さは乗り物な気がする。
今年ははじまったばっかり。
お互いどんな一年になるのやら。

プリントも展示も難しいというのはワタシもようやくわかったから気安めなことも言えないけれど
とにかくまた何かしら見たいなぁって思う。

ギャラリーにてかけつけ1杯日本酒をいただいたのははじめての経験でした。
さすが
街道です。

*石川直樹「Halluci Mountain −幻の山−」

閉館時間10前に着!
MOMAで買い物のしたかったので
ザーッっと
ざざざーっと
2週半して終わった。

一番好きな写真が正面
それも一番大きく伸ばされて展示してあっただけで
なんか満足だった。

スカイの時よりも全然良いなと思った。
やっぱりディレクションで変わるんだよね。

都写美の出発-6人のアーティストによる旅
新美術館のアーティスト・ファイル2009
この展示が良かったように
大きさや展示のちょっとしたレイアウトで変わるんだなぁって思った。

写真よりも写真家本人のちゃめっけあるまじめな性格の方がすきなのかもしれないけど。

石川さんといえば
素敵な写真集というかポストカードブックが出るのでメモ!
購入予定★
石川直樹『世界を見に行く。』
構成・文:奥野武範〈ほぼ日刊イトイ新聞〉
寄稿:糸井重里
ブックデザイン:大島依提亜
出版社: リトル・モア
→ほぼ日の紹介・宣伝ページ

*****
この日購入した写真集・サインページ
なんかどっちも銀!