フォト・ギャラリー・インターナショナル
佐藤信太郎さんの新作東京スカイツリーを撮り続けた作品を観に行く。

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出来上がるにつれて引いて引いて引いた構図になっていくのがみていて
なんとも皮肉だなぁと思う。

スカイツリーの高さにあわせたかのように横長の構図が巻物のようで面白い。
搬入時とても苦労したそうだ。
エレベーター前の作品は圧巻だった。

土地の記憶や東京の歴史
ただの風景写真ではなくきちんと計算や意義・コンセプトがある。
ちゃんとしたレイヤー・奥行きがある。
ただスカイツリーが出来るまでではなく、スカイツリーコレクションではない。
バランスがちゃんととられているんだなぁって思う。

でもそれは好きかどうかって聞かれると又違うんだよなぁ。と。
不思議なことに。

作りこまれすぎているからなのか。
平面的だからなのか。
収まりが良すぎるのか。
主役が決まっているから自分で「ここ」良いよなぁっていうのがないのかも知れない。
写っているね。いいね。で終了!みたいな。。。。

やっぱりスカイツリーが嫌いなのか?
これが東京タワーだったら買っていたのか?
なんだかわからないけど
やっぱり非常階段のあのスタイルが好きなのかもしれないと思ったり。

ただ自分は俯瞰が好きなだけかもしれないけど・・・
写真集の中では校庭を俯瞰して富士山・スカイツリーが画面奥に写っているページがいいなぁって思った。
今回会場にも、タリーズにも無かったのが残念。

さて。
写真集どうしよう。
ぱっと見て「買いたい!」って思わなかったんだよなぁ。

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佐藤さんのブログに
都築さんの有料メルマガROADSIDE'S weekly http://www.roadsiders.com/ から引用された記事がとても面白かったのでリンク貼っておきます★

blog|ROADSIDER'S weekly記事