国立国際美術館開館35周年記念展 コレクションの誘惑
コレクションの中から当館を代表する絵画や彫刻を中心に第1部、近年収集を続けてきた現代写真を第2部とした2部構成で、約350点を全館を使って一堂に展示

草間弥生効果か・・・GW期間中だったからか・・・
賑わっていました。
ほんと中の島にきて集客は確実に成功しています。
ただ展示の雰囲気
作品との調和は・・・。
なんとも。

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現代美術といっても、作品の個性は半端なく
観る方はかなり大変。
もう少しゆったりと一年くらいかけて展示しても良かったのではないかと正直思ったくらい。
ピカソまでがなんか貧相で安っぽく見えてしまった。

でもまぁ
ピカソと会田誠の「滝の絵」が同時に見られるってすごいことだと思うし。
シュテファン・バルケンホールと棚田康司の組み合わせもなんか面白い。

第二部の写真コーナーの濃さもとても良かった。
宮本 隆司の九龍城砦シリーズ
森山 大道の大阪を撮ったもの
はじめて見たのでぐっとくる。

松江泰治のOSA(大阪)を含む街の俯瞰3点
畠山直哉のライム・ワークス/アンダーグラウンド3点/ブラスト2点
この作家やっぱり最高。

杉本博司の劇場シリーズは先日バウハウスで見たほうが良かった。

全体的にごちゃごちゃありすぎてかなり頭の中で整理しきれないくらいすごかったけど
母と2人で現代アートを観たので
それぞれの反応がまったく違うのでその点はかなりおかしい。

須田悦弘「雑草」をはじめて発見したのだけど。
雑草マニアの母はこれ何やろーとしきりに気にしていたw