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渡部雄吉 写真展 『Criminal Investigation』
〜7/8(sun)

無人島プロダクション
朝海 陽子 展「Chords」
〜7月14日(土)
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渡部雄吉 写真展 『Criminal Investigation』
1958年、茨城県で発生したバラバラ殺人事件の捜査の取材を特別に許可された渡部雄吉
二週間、張り込みや聞き込み捜査に密着し、まるで フィルム・ノワールの世界のようにベテランと若い刑事のコンビを撮影した。  


代官山にある蔦谷で写真集を見てびっくりした。
機動警察パトレイバー the Movieの刑事と被って頭には川井憲次の音楽が流れそうだった。
なのでプリントはどうなんだろうとちょっと楽しみにしていた。
しかし!写真集のインパクトが大きかったためか
普通のオーソドックスな展示はあまりに並列すぎて魅力があんまり無かった。
もう一度写真集をめくってみるとやデフォルメされていたり黒バックの上に写真があったりとデザイン化されていて緩急が効いていた。
オリジナルより写真集がいいと思った作品はあまりないのだけど
写真集Watabe Yukichi『A Criminal Investigation』は別格だと思った。

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朝海 陽子 展「Chords」
 これまでの朝海作品の中で、映画をみている人たちを撮影した「sight」シリーズや研究者たちが研究に没頭している姿をとらえた「Conversations」シリーズでは、「見る者と見られる者の関係性」が提示されてきましたが、本展は、小説や映画のように、朝海が作った物語に鑑賞者を誘い別の世界に引き込む仕組みとなっています。
 「風を追いかけ」「風を待ち」、青森県内各地を車でまわって8方位の風向風速を示した電光掲示板を撮影した写真8点と、風景の中にポツンと後ろ姿だけ写された人物写真のシリーズ「passage」
 展示の一部にはリアルタイムに流れるNHK 第二ラジオ放送 の気象通報の「音」も。
 青森で発表した「風」の8連作に加え、「会話」を題材とした、 言葉をめぐる物語を鑑賞者がひもといていく新作の組作品「dialogue」、そして朝海が青森で出会った風景とこれまでさま ざまな旅先で撮影したランドスケープ写真を、「移動」をテーマにスライドショーにしてピアノの調律音とともに上映する作品「tuning(調律)」
 現実世界に突如、別の世界が立ち現れる小説の冒頭文のような、ストーリー性の高い「dialogue」を導入部に、「風」「tuning」のランドスケー プシリーズをあわせて鑑賞することで、3つの異なる要素から広がる物語、「Chords(和音)」を感じてもらう試みです。


「tuning(調律)」が良かった。もっと見たかったけれど時間にさほど余裕が無かったので
じっくり見れなかったのが残念。
最初写真集「sight」の方だと気づかなかった。
撮影場所は青森とのことでまた(青森・・・)とも思ったけれど
刻々と変わっていく空の色や気配にぞくっとした。