『荒木経惟 20x24 INSTANT FILM』展 (※2カ所で同時開催)
●IMPOSSIBLE PROJECT SPACE(OAK BLD 2F)
●代官山 蔦屋 B館 1F

GALLERY SPEAK FOR
佐藤新也 RIGHT SANDS

limArt
花代 「Doppelganger N Da Hood」

ミヅマアートギャラリー(市ヶ谷)
青山悟展「The Man-Machine(Reprise)」featuring 平石博一
〜9月29日(土)
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▼ひとこと感想

・『荒木経惟 20x24 INSTANT FILM』展 ※2日まで
IMPOSSIBLE project space TOKYOでは20x24インチサイズの作品の他に
ブラックフレームのポラロイド作品が多数。
蔦谷は20x24インチサイズのみ。
内容は後者の方が濃かったように思う。
ちゃんと写っているという言い方では。

それにしても20x24インチサイズのポラロイドって・・・・
想像できないね。
映像もあわせて撮って展示して欲しかった気もする。

・佐藤新也 RIGHT SANDS
蔦谷から恵比寿に向かう途中
そういえば!と思って立ち寄った展示。
瀧本さんのお弟子さんだから全体的に青かった。
白い砂の上に落ちる影まで青い。
とても不思議な写真だった。
撮影された場所はアメリカ・ニューメキシコ州にあるWhite Sands(ホワイトサンズ)
約700平方キロメートルにも及ぶ莫大な面積の砂丘地帯。
この地の北部には人類初の核実験が行われ、今もミサイル実験場として使われているトリニティ・サイトがある。
無の白の中に生まれる砂紋の美しさ。
ただ美しいだけじゃないこの景色の異様さに少し圧倒されつつ。
無光沢のさらっとしたどこかインクジェットのような質感がやっぱりこの印画紙嫌いと思ったり。。。。
いろいろ思った。

・花代 「Doppelganger N Da Hood」
日本でハーフのカメラで撮られた写真とのことだった。
こちらも無光沢の印画紙。
スカイツリーと台所とお風呂場?っぽい写真がとてもよかった。
ハーフでも十分光を捉えて表現できるのだなぁともかんじる。
良かった。

・青山悟展「The Man-Machine(Reprise)」featuring 平石博一
〜9月29日(土)

ダダダダダ〜ッと工業ミシンが鳴って
そのビートにあわせるようにリズムが積み重なっていく。
ぐるっと会場に音が回って響いて
経済雑誌が次々とつむがれていく映像と重なって不思議なセッションを体感。
掲載されていることばや写真の上を糸がはっていく。
文字をかくしたり顔をよけたり。
1時間ミシンを走らせ最後は会場の斜め分の長さにまで達していた。
淡々とミシンを踏む青山さんが印象的だった。