「スポーツ」と「音楽」をテーマにしたかつてないスポーツ音楽劇。
注目の俳優陣には、自由奔放なアスリート役を妻夫木 聡、 ストイックなベテラン選手を仲村トオルが演じる。
egg
会場:東京芸術劇場 プレイハウス
作・演出:野田秀樹
キャスト:妻夫木聡/深津絵里/仲村トオル/秋山菜津子/大倉孝二/藤井隆/野田秀樹/橋爪功
スタッフ:音楽/椎名 林檎|美術/堀尾 幸男|照明/小川 幾雄|衣裳/ひびのこづえ|音響・効果/高都 幸男|振付/黒田 育世|映像/奥 秀太郎|美粧/柘植 伊佐夫

南へ・2012のTHE BEEと3度目のNODA・MAP
そして今回も初日★
とても奥深くて面白かったです。

ほんとに奥深い。
たかが卵ひとつからここまでの表現が!?っていうくらい奥深いです。
ずるずるずるずると引きずりだされるエピソードが絡んで絡んで絡み合って練り上げられていくかんじがたまらなくぞくぞくしました。

装置は単純なのに展開が速くて魅せられました。
すごいのひとことです。

天才的でしたこの舞台。

一番ぞくっとしたのは望遠鏡の表現
歴史というものをどう捕らえているのかっている真剣に考えないといけない過渡期に来ていると思うので
はっとさせられました。
望遠鏡を逆さにのぞいても逃げてもしょうがないのですよね。
ほんとに過去からも未来へも逃げているような気がするこの現代。
おかしなことがいっぱいあって
噂や呟きに翻弄されて・・・・
オーナーの台詞ひとつひとつにはっとさせられることがたくさんありました。

杮落としとしての舞台ということも関係していて
何もかもカッコイイ演出だなぁと。
初日!ということもあったのでめいっぱい拍手を送りました。
これから続く舞台が無事終わりますようにと。

深津絵里ちゃんの可愛い歌をいっぱい聞いたので帰りはなぜか
坂本真綾の歌を聞いて帰りました。(顔もちょっと似てるけど声も似ている気がする)
「Driving in the silence」
夏が終わろうとしている時に冬が終わろうとしている歌を聞くってとっても不思議な感覚だったのだけど
なんかしっくりとして不思議な気持ちで帰りました。

パンフレットの対談もまた面白い内容なのでじっくり読んでいこうと思います。