PGI
勝倉崚太作品展 「ニッポン小唄」

キャノンギャラリーS
キヤノンフォトコレクション特別展
PART2「造形を映す」
〜3月16日(土)

谷 雄治 写真展
「Tokyo 8x10」
〜3月9日(土) 

NADAR/TOKYO 
「旅展」
〜3月3日(日)

ギャラリーcomo
「問屋の引出し」展
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▼勝倉崚太作品展 「ニッポン小唄」
祖母の口から語られた戦争の記憶を訪ねたことがきっかけとなり、
現代の日本に残る歴史の名残を自身の足で訪ね、話を聞き、写真に捉えるスタイルで撮り集まった写真。
場所・そしてそこに写っている「人」の面白さもあり
歴史の断片をなぞればなるほどと思う。
でもどこか思い出アルバムのような気もしないでもなくて
撮られた場所がもつ意味をもっと知りたいなぁと思った。
特に犬山市の大阪万博の前年に建設した「若い太陽の塔」 
これが日本における「歴史」の断片かどうかってところがとてもひっかかった。
やっぱりそれは自分が吹田万博の近くに住んでいるからなんでそっちの写真は無いのだよ?って思ってしまったからかもしれないけれど・・・
写真って不思議な装置ですねぇ。
どうしても自分を軸にしか見れないところがあります。
何ごともそうか!

▼キヤノンフォトコレクション特別展 PART2「造形を映す」
日本の近代写真史において大きな足跡を残した写真家の作品を紹介。
第二部は石元泰博、岩宮武二、植田正治の3人
写真家の美意識は自然、文化、日常をどう切り取ったのか。
造形美を追求した3人の作品を紹介しながら、アートとしての写真の側面について探る。

良いに決まっているのだけれど。
植田正治の「静物」がたまらなく良かった。
特にかぼちゃ。
なんで女性のヒールを履いた素足が逆さに???
楽しい写真だった。
毎日たのしいことしか考えていなかったんじゃないかなぁ。 
とにかく植田の静物をもっと観たいと思った。

▼谷 雄治 写真展「Tokyo 8x10」
DMにもなっているお地蔵さん
ビルの谷間の東京タワー
なぜか東京タワーと六本木ヒルズが多かった。
8×10の面白さはまだわからない。
ブローニや4×5とはちがってとてもカッチリしているイメージはある。
でもダイナミックなものに適している気がするから
写された東京はどこか納まりすぎている感じも少しした。

 ▼「旅展」グループ展
旅といってもいろいろあるよなぁと。
はじめて行った青山(東京)ナダール
ビルの一室ってとっても苦手
コスモスよりもひきそうになった。
でもそれぞれの旅のきゅっとした気持ちがいっぱいで楽しかった。
2Bの杉浦さんのプラハとパリの写真を見に行ってきたのだけど
斜め向かいの与那国島の写真にぐんと惹かれて会場を後にした。
だって3枚じゃ足りない!!
 
▼「問屋の引出し」展
スタジオ木瓜  日野明子さん(@smilehino)プロデュースの期間限定の展示販売。
ご本人からスリップウェアの説明も聞けてとっても楽しかった。
いろいろ買いたかったのだけど、帽子を買ってしまっていたのでここはぐっとがまん。
さいごにしゃもじを手に取ったら
値札が315円でびっくり。
炒め物に使うながめのしゃもじも同じ値段だったので購入。
これでさいばしで炒めるの卒業かな?笑
また写真撮っときます〜。
使い続ければ真っ黒にへんしんするフライパンとかもあって惹かれる商品ばっかりだった。
ガスキッチンだったら・・・
お金があれば・・・
いろいろあるけれど。
いいもを少しずつこうした目利きの人から買いたいなぁって思う。