
3月17日に行って来たレポートになります。
いやーあれからどんどん書類がたまっ。。。埋
この展覧会若手に限ったの公募展だと思っていました。
勘違いでした。
実際は
全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、毎回、全国各地から未知の優れた才能を紹介する
というもの
なので選ばれた人しか出品できないという
結構シビアな展覧会だったのですよ。
ほぉ。すごい展覧会だったのですね。
知りませんでした。
なぜなら
今回14回めとなるこの展覧会なのですが初めて観に行って来たわけで。
これも
山口晃の作品が出なければ、行っていたかどうか・・・・w
そんなかんじですが大収穫の展覧会でした。
では印象に残った作品を一部紹介します。
■山口 晃「木のもゆる」(油彩・墨汁、カンヴァス)
府中市美術館賞

色にしても題材にしても山口晃の新境地。
らしくないといってしまえばそうかもしれないけど。
でも、じっと作品を観ればやっぱり間違いなく山口晃の作品。
今まで丹精で細かい作品をみせてくれていただけに
今回の大胆な筆遣いと、濃いい色合いはちょっと度肝抜かれました。
ますます5月の展覧会が楽しみに・・・・
■中岡 真珠美「slit」・「echoes」
(アクリル・油彩・樹脂塗料、カンヴァス)
佳作賞


この絵はなぜか引き込まれました。
子供の意味不明な言葉や行動・パワーに圧倒される感覚。
左の絵は赤い靴がひとつ片方だけ脱げているんですけど
それも気になるし。
この布の中でどんな話が繰り広げられてるんだ?と
思うとぞぞぞとします。
右の絵もなんか叫んでます。
何叫んでんだ?とおもって口もをみると何か赤い・・・・
赤い・・・・
ぉおお。ほんと気になる絵です。
シンプルかつミステリアスな絵 大好きです。
頑張って作者覚えます。
■山本 太郎「白梅点字ブロック図屏風」
紙本銀地着色、二曲一双
VOCA賞

この展覧会の一番えらい賞を獲得した作品です。
名前も良いですよね。
やまもとたろう
この日は本人による作品紹介もあり
ご本人自ら解説していただき、この作品の意図や意味を自分なりにキャッチしてきたつもりです。
この作品のモチーフは能『弱法師(よろぼし)』
家を追い出され盲目になった俊徳丸が、梅の咲く四天王寺で父親に再会する物語。
電柱は鳥居・能舞台の柱を意味しているのだそうで
電柱の汚れは自宅付近の電柱が汚れていたためだそう。
ものすごく話し上手な作家さんで、大阪・京都で主に活動をされているとか。
なんか面白い人でしたぁ〜
次の日結婚式があるとかでおめでたい能の舞いも練習といって披露していただいたり。
笑
面白い人でした。
実は以前大阪で観て来たニッポン vs 美術にも違う作品を出品されていたんですが、その時は絵の本当の意味を受け取れなかったためそこまで関心は無かったのでが、ちゃんと意味を知ると面白い作品だなと。
名前覚えたので、今後注目していきます。
これ大収穫でした。
HP:山本太郎のニッポン画大全
■その他
お菓子を作る原料で描かれた作品もあり、くんくんと匂うとさわやかなバニラとレモンの香りがするものもあったり
沢山の学芸員が選別したこもあって、統一感が無く、知っている作家も少なかったので、さながらどこそかの立派な大学の卒業作品展みたいな感覚で楽しめました。
濃い展覧会でした。
勘違いでした。
実際は
全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、毎回、全国各地から未知の優れた才能を紹介する
というもの
なので選ばれた人しか出品できないという
結構シビアな展覧会だったのですよ。
ほぉ。すごい展覧会だったのですね。
知りませんでした。
なぜなら
今回14回めとなるこの展覧会なのですが初めて観に行って来たわけで。
これも
山口晃の作品が出なければ、行っていたかどうか・・・・w
そんなかんじですが大収穫の展覧会でした。
では印象に残った作品を一部紹介します。
■山口 晃「木のもゆる」(油彩・墨汁、カンヴァス)
府中市美術館賞

色にしても題材にしても山口晃の新境地。
らしくないといってしまえばそうかもしれないけど。
でも、じっと作品を観ればやっぱり間違いなく山口晃の作品。
今まで丹精で細かい作品をみせてくれていただけに
今回の大胆な筆遣いと、濃いい色合いはちょっと度肝抜かれました。
ますます5月の展覧会が楽しみに・・・・
■中岡 真珠美「slit」・「echoes」
(アクリル・油彩・樹脂塗料、カンヴァス)
佳作賞


この絵はなぜか引き込まれました。
子供の意味不明な言葉や行動・パワーに圧倒される感覚。
左の絵は赤い靴がひとつ片方だけ脱げているんですけど
それも気になるし。
この布の中でどんな話が繰り広げられてるんだ?と
思うとぞぞぞとします。
右の絵もなんか叫んでます。
何叫んでんだ?とおもって口もをみると何か赤い・・・・
赤い・・・・
ぉおお。ほんと気になる絵です。
シンプルかつミステリアスな絵 大好きです。
頑張って作者覚えます。
■山本 太郎「白梅点字ブロック図屏風」
紙本銀地着色、二曲一双
VOCA賞

この展覧会の一番えらい賞を獲得した作品です。
名前も良いですよね。
やまもとたろう
この日は本人による作品紹介もあり
ご本人自ら解説していただき、この作品の意図や意味を自分なりにキャッチしてきたつもりです。
この作品のモチーフは能『弱法師(よろぼし)』
家を追い出され盲目になった俊徳丸が、梅の咲く四天王寺で父親に再会する物語。
電柱は鳥居・能舞台の柱を意味しているのだそうで
電柱の汚れは自宅付近の電柱が汚れていたためだそう。
ものすごく話し上手な作家さんで、大阪・京都で主に活動をされているとか。
なんか面白い人でしたぁ〜
次の日結婚式があるとかでおめでたい能の舞いも練習といって披露していただいたり。
笑
面白い人でした。
実は以前大阪で観て来たニッポン vs 美術にも違う作品を出品されていたんですが、その時は絵の本当の意味を受け取れなかったためそこまで関心は無かったのでが、ちゃんと意味を知ると面白い作品だなと。
名前覚えたので、今後注目していきます。
これ大収穫でした。
HP:山本太郎のニッポン画大全
■その他
お菓子を作る原料で描かれた作品もあり、くんくんと匂うとさわやかなバニラとレモンの香りがするものもあったり
沢山の学芸員が選別したこもあって、統一感が無く、知っている作家も少なかったので、さながらどこそかの立派な大学の卒業作品展みたいな感覚で楽しめました。
濃い展覧会でした。