・日本の新進作家展vol.10 写真の飛躍
・ストリート・ライフ ヨーロッパを見つめた7人の写真家たち
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▼写真の飛躍
写真の原点となる手法を生かしながら、現代のさまざまな事象と向き合う作家5名を最新作
去年はデジタルっぽいいじくった写真作品が多かったので
今回はとてもシンプルに
フォトグラム、ピンホールカメラ、コラージュ、多重露光、露出といった、写真の根源的な手法や特性に着目された作品が選ばれていたのがとても好感触だった。
ただ以前作品を観たことのある作家さんが3人ほど居たので鑑賞時間は短め。
はじめてみる作品ばかりであれば
どれも新しく見応えのある作品ばっかりであったと思う。
その中でびっくりしたものは西野さんの生コラージュ
これはじめて見たと思う。
ほんとに一枚一枚コンタクトプリントを張っていた。
フィルム撮影→コンタクトプリント作成→カット→構成→完成したものを撮影
こうして作品が出来るのだからほんと面白い。
作品はどことなく知っている場所の方が面白い。
共感持てるから。
意外に目立つランドマークが小さくなっていたりするのが北野さんの作品で面白いところかもしれない。
大阪の作品をまた観たいと思った。
(これ知ってる風景がいっぱいあってあがるんだよね)
それと
北野謙さんの薄く像を重ねていった巨大ポートレイトもびっくり。
最後の人の雰囲気が一番出ると思っていたのだけど
そうでもないらしい。
全部同じ露光時間だとか。
人数によって一人一人の露光時間は様々だと思うけれど
寸分くるいもなく顔の位置をずれることなく重ねていくということ
暗室の中でその作業が繰り返されていると思うと
ただただドキドキする。
すんごい。
MEMギャラリーでも展示をしているということで
帰りにナディッフに寄った。
大きさはさすがに異なるけれど
他のシリーズも観られて良かった。
北京市郊外・草場地にある三影堂芸術中心(Three Shadows Photography Art Centre)で2010年夏に開催された、北野謙「our face」展にあわせ、制作された作品集を購入。
→MATCH and Company
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▼ストリート・ライフ ヨーロッパを見つめた7人の写真家たち
当時の時代背景や地域性に目を向けながら、記録精神が紡ぎ出したヨーロッパのソーシャル・ドキュメンタリー写真の優れた感性や創造力を、この分野のパイオニアであるトーマス・アナン、ジョン・トムソン、ビル・ブラント、ブラッサイ、ウジェーヌ・アジェ、アウグスト・ザンダー、ハインリッヒ・ツィレの7人の写真家たちの作品から見ようとするもの。(出品点数 183点)
プリントがどうとか技術がどうとかカメだがどうとかを一切気にせず
当時の場所で自分であればどこに行きたいか?
そんなことを考えながら見てしまった。
そうなると断然もぅパリになるわけで・・・
今はそうでもないけれど、こんな写真を同じ時代に生きている時に見せられちゃぁ
行きたくなるなぁなんて野暮なことを考えてしまった。
なので結構展示作品があるわりにあっさり終了。
来年度は結構実験的な写真の収蔵展っぽい。
写美はクラシックから現代的なものまで写真のあれこれを見せてくれるので楽しい。
▼写真の飛躍
写真の原点となる手法を生かしながら、現代のさまざまな事象と向き合う作家5名を最新作
去年はデジタルっぽいいじくった写真作品が多かったので
今回はとてもシンプルに
フォトグラム、ピンホールカメラ、コラージュ、多重露光、露出といった、写真の根源的な手法や特性に着目された作品が選ばれていたのがとても好感触だった。
ただ以前作品を観たことのある作家さんが3人ほど居たので鑑賞時間は短め。
はじめてみる作品ばかりであれば
どれも新しく見応えのある作品ばっかりであったと思う。
その中でびっくりしたものは西野さんの生コラージュ
これはじめて見たと思う。
ほんとに一枚一枚コンタクトプリントを張っていた。
フィルム撮影→コンタクトプリント作成→カット→構成→完成したものを撮影
こうして作品が出来るのだからほんと面白い。
作品はどことなく知っている場所の方が面白い。
共感持てるから。
意外に目立つランドマークが小さくなっていたりするのが北野さんの作品で面白いところかもしれない。
大阪の作品をまた観たいと思った。
(これ知ってる風景がいっぱいあってあがるんだよね)
それと
北野謙さんの薄く像を重ねていった巨大ポートレイトもびっくり。
最後の人の雰囲気が一番出ると思っていたのだけど
そうでもないらしい。
全部同じ露光時間だとか。
人数によって一人一人の露光時間は様々だと思うけれど
寸分くるいもなく顔の位置をずれることなく重ねていくということ
暗室の中でその作業が繰り返されていると思うと
ただただドキドキする。
すんごい。
MEMギャラリーでも展示をしているということで
帰りにナディッフに寄った。
大きさはさすがに異なるけれど
他のシリーズも観られて良かった。
北京市郊外・草場地にある三影堂芸術中心(Three Shadows Photography Art Centre)で2010年夏に開催された、北野謙「our face」展にあわせ、制作された作品集を購入。
→MATCH and Company
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▼ストリート・ライフ ヨーロッパを見つめた7人の写真家たち
当時の時代背景や地域性に目を向けながら、記録精神が紡ぎ出したヨーロッパのソーシャル・ドキュメンタリー写真の優れた感性や創造力を、この分野のパイオニアであるトーマス・アナン、ジョン・トムソン、ビル・ブラント、ブラッサイ、ウジェーヌ・アジェ、アウグスト・ザンダー、ハインリッヒ・ツィレの7人の写真家たちの作品から見ようとするもの。(出品点数 183点)
プリントがどうとか技術がどうとかカメだがどうとかを一切気にせず
当時の場所で自分であればどこに行きたいか?
そんなことを考えながら見てしまった。
そうなると断然もぅパリになるわけで・・・
今はそうでもないけれど、こんな写真を同じ時代に生きている時に見せられちゃぁ
行きたくなるなぁなんて野暮なことを考えてしまった。
なので結構展示作品があるわりにあっさり終了。
来年度は結構実験的な写真の収蔵展っぽい。
写美はクラシックから現代的なものまで写真のあれこれを見せてくれるので楽しい。