Zen Foto Gallery
尾仲浩二 Koji Onaka 「My favorite 21」 写真展
〜3月2日
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(東京・六本木)
今井智己 「Semicircle Law」
AKAAKA
高木こずえ「琵琶島カレイド」
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▼尾仲浩二 Koji Onaka 「My favorite 21」 写真展
▼尾仲浩二 Koji Onaka 「My favorite 21」 写真展
尾仲さんの展示か!と思って嬉しくなった。
使われている印画紙は黄色い箱時代のコダック。
100枚のストックにお気に入りの写真をセレクトして焼かれた中の作品展示。
ほんのり黄色みがかったような温かい色味。
トタン屋根がトタン屋根(意味不明)
犬も猫もなんか優しいまなざしでこちらを見ている。
写真集の最後にはいくつかの質問と回答が掲載されている。
尾仲さんの写真集はまだ持っていないので、ちょっとこれは欲しいと思ったり。
コダックの印画紙・・・・やっぱり良い。良かった。あー良かったんだよ。
▼今井智己 「Semicircle Law」
とある場所から30キロ離れているからといって境界線がその土地にひかれているわけでもない。
地図上にくるっとコンパスで円を書くのはたやすいけれど
この起伏の激しい日本列島
山の向こうで今何が起きているのかなんて知る方法は情報でしかない。
この林の山の向こう。その先に。
透き通るような美しい風景写真に一見観えるけれど
その写真の持つ意味はとてつもなく重く、考えさせられる内容。
▼高木こずえ「琵琶島カレイド」
ギャラリーの外から3階の窓を見上げると真っ暗だった。
やっていないのか?
HPを確認してみる。
確かにやっているはず。時間も特に間違ってはいない。
まてよ。もしかしたら暗幕がかかっているのかな?
勇気をもってドアノブに手をかけると普通に開く。
玄関から3階に上がると手袋が置いてあって、入り口も幕がかかっていた。
予想通り窓には暗幕。
展示スペースの真中に
ライトテーブルの上に小さくまるくカットされた原色に近い色の何かがびっしりちりばめられていた。
よく見るとカットされているものは写真らしかった。
写真は色の重なりになっていてなんともいえない色となっていた。
この●にカットされたものを万華鏡に入れるワークショップが週末開かれるとのこと。
きっと綺麗だろうなぁと思いながら会場をあとにした。
写真の世界はもうすでに紙でも1か0かでも無い多種多様なものかもしれない。
アイヴァン・ヴァルタニアンのgoliga(ゴリーガ)とのコラボレーションはほんとうに面白いと思う。









